アーティスト・イン・レジデンスつなぎ2025成果展
津奈木町
津奈木町のつなぎ美術館では、12月6日(土)からアーティスト・イン・レジデンスつなぎ2025成果展「おたまの中の水はどのくらい? 走路草農藝團 (陳漢聲&劉星佑デュアル個展)」が開催されます。
陳漢聲と劉星佑から成る台湾のアートユニット「走路草農藝團」は、8月~11月にかけて「アーティスト・イン・レジデンスつなぎ2025」の招聘作家として、津奈木町や近隣地域を中心とした熊本の風土や信仰、生態系と人の営みなどについてリサーチを重ね、新たな制作に取組みました。
台湾の半導体企業の進出など、農業と最新テクノロジー産業の共生を模索する熊本の現況は、経済的に発展しながらもさまざまな課題を抱える2人の故郷高雄の状況と重なりました。
急速な社会の変化にともない、国境を越えた経験と英知が求められる中、2人が津奈木町滞在中に生み出した数々の作品は、限られた資源の分配、伝統的な信仰や価値観の変容、不可逆的な生態系の喪失といったテーマに、私たちがどう向き合うべきかをユーモアを交えながら静かに問いかけます。
観覧料は、一般500円、高校・大学生400円、小・中学生300円。津奈木町に在住または町内の学校に在籍する小・中学生は無料。12月6日(土)午後2時から、オープニングトークもあります。
- 期間
- 2025年12月6日(土) ~ 2026年2月23日(月)
- 場所
- つなぎ美術館
- ホームページ
- https://www.tsunagi-art.jp/
- 連絡先
- つなぎ美術館
0966-61-2222